「隷従への道(The Road Serfdom)」はノーベル賞学者のF.A.ハイエクが1944年に書いた名著です。漫画「隷従への道」はその漫画化したものを「自由経済研究所」が「ハイエク研究所」の許可を取って日本語訳の上、公開したものです。
この本は、ファシズムもナチズムも社会・共産主義も実は「全体主義」という本質的に同じものであり、個人の自由が認められない社会は危険だという警告を鳴らしたものでもあります。
そこから70年近くもの歳月が過ぎていますが、今の日本の現状はどうでしょうか?
ますます「全体主義」がはびこり、「隷従への道」が近くなっているような気がしてなりません。
「社会・共産主義経済のケインズ」と「自由主義経済のハイエク」の理論をラップに乗せて分かりやすく歌っています。良く冷静に歌詞を聴いてみて下さい。日本の与野党の政治家がいかに「社会・共産主義」的な経済政策を進めているのかが理解できると思います。
不況の際ににわかに出てくる「公共事業推進」や「財政出動」という理論はすべてこの「社会・共産主義経済のケインズ」の政策です。社会・共産主義の最大の欠点は「自助・共助の精神を失い、国家依存症」になってしまうことです。
それは結果として国民の自由を奪い、国家を衰退させる事につながっていくのです。