2010年1月24日
木村秋則さん
農薬散布でご自身や奥さんの皮膚がやられたことをきっかけに、不可能と言われた無農薬・無施肥によるりんご作りに挑戦して8年間。りんごが出来ないどん底の時代を経験する。その間、キャバレーの呼び込み、東京に出稼ぎ、山谷でホームレスをしたりする。収入がないので一つの消しゴムを三人姉妹で切って使うような生活。もうこれまでと死を覚悟し、ロープを持って岩木山に登っていく。「月がきれいだなあ」と見下ろす美しい夜景のなかに大きな木が目に入る。誰も肥料をやっていないのに・・・。
想像を絶するご苦労と有意義なお話は、未来に繋げていくべきです。